- クジラのお口のお話です。
- こんにちは(^^♪今回は海に生息する哺乳類のクジラのお口のお話です☆クジラは日本周辺にいるもので約40種類も居て、「ヒゲクジラ」と「ハクジラ」の2つに大きく分けられます☺「ヒゲクジラ」は口の中に歯がなく、歯茎が進化してできたと言われるたくさんの”ヒゲ”があるのが特徴です☆ヒゲはクシのように細長い形状で上あごの内側にあり、クジラの種類によって長さや形が異なります!オキアミやプランクトンを海水と一緒に勢いよく吸い込み、海水はヒゲの間から吐き出し、ヒゲに引っかかったものを食べています☆クジラの中で最も大きいシロナガスクジラ(体長約27m〜30m)もこのヒゲクジラに分類されます(^^)「ハクジラ」はマッコウクジラなどの口の中に歯があるクジラです☆人間の歯は前歯(切歯)・犬歯・奥歯(臼歯)と、形も役割も違う歯がありますが、ハクジラの歯の形はほとんどが同じ犬歯のように尖った形をしています☆この歯で魚やイカなどを食べて、多くは群れで行動しています!水族館でよく見る、イルカはこの「ハクジラ」に分類されています☆人間の歯は乳歯から永久歯に生え変わるのに対して、ハクジラの歯は生え変わる事はありません!同じ海に生息している”サメ”の歯は永久歯の存在がなく、何度も何度も繰り返し歯を再生しています!大きな魚などの獲物を襲って歯が1本でも欠けてしまったら、新しい歯の列が古い歯を押し出して列ごとに新しい歯と交換します☆食べるものが違えば歯の形も働きも違いますね☺私たち人間の歯は、前歯で食べ物を噛み切り、犬歯で食いちぎったり引き裂き、奥歯ですり潰す役目があります!1本1本に大切な役割があり、美味しく食事をするためにはどの歯も必要です(>_<)永く歯の健康を守る為に、定期的な歯科医院での健診で虫歯や歯周病の早期発見、治療を行いましょう☆
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- ☆唾液の大切さ☆
こんにちは☺
今回は唾液の大切さについて☆
口の中に常にある唾液ですが、どのような特徴、働きがあるのでしょうか??
唾液は、水、電解質、粘液や多くの種類の酵素からできています☆
健康な成人で1日に1ℓ〜1.5ℓ程度の唾液を分泌します!!
口の中の唾液の働きをご紹介します(^^)
◎ 浄化作用
食後、口の中に残った食べかすを洗い流してくれます☆
唾液の分泌が少ないと、食べかすが口の中に残ったままになり、虫歯の
リスクが高まります(>_<)
◎ 殺菌作用
空気や食べ物に運ばれて口の中には外からの菌やウイルスも入ってきます!
唾液は細菌増殖を防ぎ、歯につく歯垢(プラーク)の発生も抑えます☆
歯垢の発生を抑制するのは虫歯、歯周病予防に繋がります☺
◎ 保護作用
唾液中のムチンという成分が、口の中の潤いを保ち粘膜を保護しています☆
この粘膜が食べ物などによる傷から守ってくれます(^^)
◎ 再石灰化作用
食事などによって1度溶けてしまった歯の表面(エナメル質)を、唾液中の
カルシウムやリンによって歯の修復をはかります☆
唾液の分泌量が少ないと、歯の表面の修復が出来ず、擦り減ったり
薄くなったりしてしまいます!
このように、唾液には大切な働きがたくさんあります☺
唾液の分泌量を増やす、減らさない為には食事の時に良く噛む事が
大切です☆
梅干しやレモンのような酸味のある食べ物もおすすめです!
そして、唾液腺を刺激する耳下腺マッサージもお試しください(^^)
親指以外の4本の指を頬に当て、耳の下、上の奥歯のあたりを後ろから
前へ向かって優しく10回まわします☆
夜、睡眠時は唾液の分泌量が減ります!!
唾液の働きも低下する為、口の中の細菌は活発に活動します☹
睡眠前と起床後は特に念入りに歯磨きでケアをしましょう☆
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- ☆知覚過敏について☆
こんにちは☺
暑くなってくると、冷たい飲み物や、アイスクリーム、かき氷などがとても
美味しく感じますね(^^♪
食べていて、歯がキーンとなった事はありませんか??
知覚過敏かもしれません!!
歯の表面、エナメル質は削っても痛みを感じる事はありません☆
その一つ内側の象牙質が痛みを感じる部分です!
通常、象牙質はエナメル質に覆われているので痛みを感じませんが、極端に
冷たい物などはエナメル質の上から温度が伝わり、歯が痛みを感じます!
歯は毎日使うものなので、少しずつですがエナメル質はすり減っていきます!!
打撲などにより歯が破折して、象牙質がむき出しになる事もあります(>_<)
このように、象牙質が露出すると、刺激が神経に伝達されやすくなり、
知覚過敏が生じるようになります☹
そして、歯の根っこの部分にはエナメル質がなく、全層が象牙質でできています!
引き締まって健康な歯肉は根っこ部分の象牙質を露出させる事はありません☆
ですが、歯肉の位置は加齢と共に少しずつ下がって歯の根っこが露出し、
象牙質はむき出しになってしまいます(>_<)
強い力でゴシゴシ磨く歯磨きも歯肉が下がる原因になるので注意が必要です!
知覚過敏は一過性の痛みなので、軽度なものであれば時間が経つと痛みが
なくなる事もあります☆
これは、唾液や歯磨き剤からの再石灰化成分により、象牙質の細かい隙間が
埋められていく為と考えられます☆
知覚過敏症は歯ブラシの毛先が当たるだけでも痛みを感じます!
ですが歯磨きを充分に行わないと汚れが付着し、虫歯や歯周病のリスクを
高めてしまいます☹
虫歯の症状にも知覚過敏に似たしみる痛みがあります!
自分では、虫歯か知覚過敏かを判断するのはとても難しいです(>_<)
しみる、痛みを感じたら早めに歯科医師・歯科衛生士にご相談ください☆
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- ☆歯とお酒の関係☆
こんにちは(^^)
今回は歯とお酒の関係について☆
お酒を毎日飲む、寝酒をしている、という方も多いと思います(^^♪
適量のお酒はストレス解消やリラックス効果があるとされています☆
ですが、お酒の飲み過ぎは体への様々な影響があります!!
歯への影響もあります(>_<)
ビールや酎ハイ、日本酒、ウイスキー、これらのお酒の多くは虫歯に
なりやすい「酸性」です!
お酒は1回で飲む、というより何かをしながら、おつまみを食べながら、
だらだらと飲む事が多いと思います!
口の中が酸性の状態が長くなり、虫歯菌が活発になってしまいます!
さらに、酔っぱらったり、眠くなったりで、歯磨きをせずに寝てしまうのは
虫歯のリスクを高めてしまいます☹
お酒には虫歯の原因になる「糖」も含まれています!
飲んで甘いカクテル等は分かりやすいですが、ビールや日本酒、ワインも果実や
穀物の糖分を発酵させて作るので糖分を含んでいます!!
睡眠中は抗菌作用のある唾液の分泌量が減るうえ、お酒を飲んでいる為に
体が脱水状態に近く、唾液の分泌量はさらに減ってしまいます。。
虫歯予防の為にも丁寧な歯磨きをして寝るようにしましょう(^^)
酸性のお酒は「酸蝕歯(さんしょくし)」にも注意が必要です!
酸蝕歯とは食べ物、飲み物に含まれる「酸」が原因で歯の表面のとても硬い
エナメル質が溶けてしまった歯の事です!
一度歯が酸に触れただけで溶けてしまう訳ではありません!!
これも、唾液の分泌により、酸は中和され、柔らかくなったエナメル質は再び
とても硬いエナメル質へと戻ります☺
虫歯や歯周病で痛みのある時はなるべくお酒は控えましょう☆
酔う事で一時的に痛みを忘れる事があるかもしれませんが、お酒により血行が
良くなっているので、炎症が悪化したり、痛みが増す事があります(>_<)
お酒は楽しく適量を飲んで、飲んだ後はしっかり丁寧に歯磨きをする事で
虫歯、歯周病予防をしましょう(^^♪
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- ☆歯や口周りに関する「癖」のお話☆
こんにちは☺
今回は歯や口周りに関する「癖」のお話です☆
「癖」は無意識のうちに行う習慣的な行動ですが、その「癖」で歯や口周りに
悪い影響を与える事があります(>_<)
まず、「歯の食いしばり、歯ぎしり」です!
日中の集中している時などに無意識に上下の歯を合わせてしまい、強い力を
加えて噛み合わせてしまう、睡眠中も無意識に強い力で噛み合わせたり、
“ぎりぎり”とこすり合わせてしまう。。
原因は明確ではなく、生活習慣や噛み合わせの悪さ、1番はストレスだと
言われています!
そして、片側ばかりの歯で噛み合わせてしまう癖の事を「偏咀嚼(へんそしゃく)」
と言います☆
虫歯や歯周病で痛みがあったり、歯が欠けている、歯が抜けたまま、治療途中で
放置しているなど・・・
原因は様々ですが食事の際、左右両方の歯をバランス良く使えない為に
習慣づいてしまいます(>_<)
噛みにくいからといって噛みやすい方で噛む癖を続けていると、片側の歯や
歯茎にだけ大きな負担がかかる為に歯の寿命を縮めてしまいます!
舌にも「舌癖(ぜつへき)」という癖があります☆
通常、舌は歯には当たっていません!
舌の正しい位置は、上あごの天井の中心より少し前で歯に押さない位置、舌全体は
上あごにくっついているものです☆
「舌癖」のある方は舌が本来の位置よりも全体的に下にさがり、上下の歯の間付近を
押し付けるようになってしまいます!
舌が歯を押すと、押された歯は動き、上下の歯の間に隙間が空いたり、
噛み合わせがずれる事もあります!
頬杖や、爪を噛む、小さいお子様の指しゃぶりの癖も注意が必要です!
歯は持続的に力が加われば動いてしまいます!
永久歯への生え変わり時期は歯が動きやすくなっているので最も注意が必要です!
癖により、歯や口周り、顔全体、更にはからだ全体のバランスが崩れて骨格が
歪む原因になってしまう事もあります☹
日中の無意識の癖は、癖に気づいて意識する事がとても大切です(^^)
睡眠中の歯ぎしりはマウスピース使用で歯やあごを守り、負担を減らしましょう☆
当院でも自分に合ったマウスピースが作成可能です☺
お気軽にご相談ください☆
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- ☆歯みがきの歴史について☆
こんにちは☺
今回は諸説あるかと思いますが、歯ブラシ、歯みがき等の日本の歴史に
ついての雑学回です☆
現代では、毎日最低2回の歯みがきをする、食後に歯みがきをする、
という方が多いと思います(^^)
この「歯みがき」を行うようになったのは、江戸時代の頃と言われています☆
ですが食後の歯みがきではなく、毎朝、朝食前に1回行われていたそうです!
歯みがきは、インドから仏教の伝来と共に僧侶に広まりました☆
僧侶達は、柳の小枝の端を噛んで房状にした「歯木(しぼく)」という道具を
使用していました!
その後、木の幹を割って小枝にし、一端を煮て木槌で叩いて房状にした
「房楊枝(ふさようじ)」という物が作られ、これを商人達が販売して一般的に
出回るようになったそうです☺
歯みがきの際には、茶器の材料の粘土の粒を歯磨き粉として使用していました!
江戸時代以前は、「歯みがき」ではなく、食後にお湯やお茶で口をすすいだり、指に
塩をつけて擦るものでした!
それでも江戸時代以前は虫歯が少なかったと言われています☆
これは砂糖が貴重で高価なものだった事もあり、糖分が少なく、穀類、玄米などが
多い食生活にも関係があります(^^)
江戸時代、貿易が盛んになり、カステラやビスケットのような甘いお菓子が
日本に持ち込まれ、全国で製糖業が始まりました☆
糖分を取れば、虫歯になる確率も高くなります!!
この頃の治療は、現代のように虫歯を削り、銀歯を入れるというものではなく、
痛い歯を抜いてしまう事が多かったそうです(>_<)
明治時代初期には、歯ブラシは「歯楊枝」と呼ばれ、現在の歯ブラシの形に
なりました。☆
歯みがき粉も、粘土の粒から細かな粉状に変わりました☺
その後現在では、形や毛の硬さ、歯1本1本に沿うように、奥歯まで磨き
やすいように、歯と歯茎の間を磨き残さないように等、持ち手やヘッドが
改良されいろんな種類の歯ブラシが販売されています(^^♪
歯、口の健康は全身の健康にも繋がります☆
定期的に歯科医院での健診を受けましょう(^^)
少しでも気になる事があれば、歯科医師・歯科衛生士にご相談ください☆
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