- 骨隆起について☆
こんにちは☺
「骨隆起(こつりゅうき)」という言葉を聞いたことがありますか??
「骨隆起」とは、歯を支えている顎の骨が膨らみ、コブのようになっているものです!
青年期を過ぎた頃から発生し、ゆっくりと発育し、左右両側にできます!
今回はこの、「骨隆起」についてお話します☆
骨隆起は、歯茎が炎症することでできるものではありません!
骨隆起は病気ではなく、人によって顔や体型が違うように大きかったり、なかったりします☆
はっきりとした原因は不明ですが、「歯ぎしり」や「食いしばり」の
強い方に多く見られます!
骨が膨らんでいるものなので触ると硬く、表面の歯茎は薄くなっています!
骨隆起に対する腫れや痛み、発熱などはありません!!
ですが、歯茎・粘膜は薄くなっている為、表面に物が当たると強く痛みます(>_<)
骨隆起は口内炎のように、腫れがひいていく事は基本的にありません!
気になると心配になるかと思いますが、特に危険な病気ではなく、
それだけでは痛みもないため基本的には取り除く必要はありません☺
ほとんどの場合が経過観察になります☆
ですが、骨隆起部分の歯茎・粘膜が薄いため口内炎が頻繁にできたり、
入れ歯の作製・装着時に痛みが出る場合、骨隆起が大きくなり過ぎて、発音、発声が
しづらくなって切除する場合もあります!!
骨隆起が出来る場所について・・・
・下の顎、内側にできる下顎隆起
下の顎、内側にみられる半球状の骨の膨らみです!
多くの場合、左右対称にできます!
主に小臼歯(真ん中の前歯から奥に数えて4・5番目)の裏側にできるので、
骨隆起が大きくなると舌が上に持ち上がるようになり、喋りにくくなります!
・上の顎、中心あたりにできる口蓋隆起
上の顎、真ん中から喉の方に向かってできる骨の膨らみです!
上の顎を見る機会が少ない為に自覚症状がなく、気づかないうちに大きくなっている事が多いです!
大きくなると食べ物が食べにくくなったりします!
・歯茎にできる歯槽隆起
上下共に、歯を支えている歯槽骨という骨に膨らみができます!
歯に沿ってボコボコと盛り上がった状態になります!
歯槽隆起によって歯周病が悪化する事もあります!
歯ぎしりや食いしばりによる顎の骨への負担を軽減させるために、
マウスピースを装着しましょう(^^)
日中は出来るだけ食いしばらないように意識をしましょう☆
気になる事があれば歯科医師・歯科衛生士にご相談ください☆
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- 「がん治療病院」と 「歯科医院」の連携☆
こんにちは(^^♪
前回、「入院治療を始める前の歯科受診」のお話をしました☆
今回は、実際にがん治療を受ける時の「がん治療病院」と
「歯科医院」の連携について☺
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出典:一般社団法人 大阪府歯科医師会 ❞
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出典:一般社団法人 大阪府歯科医師会 ❞
がん治療中、抗がん剤の副作用で口内炎・歯の感染症・味覚の異常・
口腔乾燥症等が現れます!
口の中に起こる副作用は、痛みがあるだけではなく、食事や会話を妨げ、
口の細菌による感染を引き起こすなど、がん治療そのものの邪魔をします!!
急に口内炎の痛みが悪化した時は、感染が起こっている可能性があります。。
歯(虫歯・歯周病)の治療がされていない状態で抗がん剤の治療が始まってしまうと、
その歯が急に悪化し、痛みや腫れが起こることがよくあります(>_<)
早めに医師、看護師またはかかりつけの歯科医師に相談しましょう☆
がん治療中に口の副作用が出た場合は、がんの主治医と相談して、歯科を受診してください!
がん治療中だからこそ、歯科で口の中をしっかりと管理しなければなりません!
健康な口で食事をとり、体力を維持し、治療を乗り切るために、とても大事です☆
悪化してからの治療はもちろんですが、何よりも予防が大切です!
がん治療が始まる前に歯科を受診して、がん治療前である事、これからの
がん治療のスケジュールを歯科医師に説明し、虫歯や歯周病のチェックや、
応急的な処置を受けておきましょう☆
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- ☆入院治療を始める前の歯科受診☆
こんにちは(^^♪
今回は「入院治療を始める前の歯科受診」のお話です☆
入院治療を始める前に歯科医院を受診し、虫歯や歯周病のチェックと治療を行い、
口の中を清潔にしておきましょう♪
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出典:一般社団法人 大阪府歯科医師会 ❞
入院治療をするという事は、体に何かしらの疾患がある事がほとんどです(>_<)
普段より、免疫力が衰えていて、体に入った菌を退治出来ず、
感染が起こりやすい状態です!
さまざまな合併症や感染を予防する為に、口の中の清潔と保湿が重要です☆
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出典:一般社団法人 大阪府歯科医師会 ❞
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出典:一般社団法人 大阪府歯科医師会 ❞
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出典:一般社団法人 大阪府歯科医師会 ❞
口は呼吸や胃・腸の入り口です!
口の中が汚れていると、口の中の細菌によって全身症状を悪化させて
しまうことがあります!
手術後や入院中は免疫力が低下し感染症にかかりやすくなったり、
回復が遅れたりします!
入院治療前に、お口の中の汚れを取ることが感染症予防、
入院期間を延ばさない事にも繋がります(^^)
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- ☆歯周病と糖尿病の関係☆
こんにちは(^^)
今回は歯周病と糖尿病の関係について☆
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、
歯を支える歯ぐきや骨が壊されていく病気です(>_<)
(以前の「歯周病について」のブログはこちらから↓↓↓)
http://sekoguchi.jp/blog_detail/entry/32
糖尿病とは・・・
インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)を
うまく細胞に取り込めなくなり、血糖が増えてしまう病気です!
インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きをします!
血糖の濃度(血糖値)が高い状態のまま生活を続けると、血管がもろくなり、
血管と神経に必要な栄養が行き渡らなくなってしまいます。。
その為、将来的に心臓病や腎不全など全身の臓器にさまざまな障害が起こります!
これを糖尿病の慢性合併症と言います!
急性合併症は異常な高血糖で脱水状態になり、これが血糖をさらに上げるといった悪循環が起こり
昏睡状態になることがあります。。
それでは、歯周病と糖尿病はどのような関係があるのでしょうか??
糖尿病の方は、体内の防御反応が低下するため感染症にかかりやすくなります(>_<)
これは細菌の感染によって引き起こされる歯周病も当てはまります!
健康の方に比べて約2倍以上も歯周病になるリスクが高いと言われています!
防御反応の低下で歯周病が悪化して重症化してしまう場合もあります!
歯周病が糖尿病を悪化させる事もあります!
歯周病原菌から出される毒素が歯肉から血管に入り込みインスリンの働きをさらに低下させてしまいます。。
糖尿病が悪化し、その為に歯周病も悪化する、という悪循環が起こります(>_<)
歯周病を治療し、歯茎の状態を良くする事で、歯周病原菌の毒素の生産が減少し、
糖尿病の改善にも期待できます☺
歯周病の方はもちろんですが、糖尿病の方もお口の中を健康に維持することがとても大切です☆
歯周病治療が一旦終了した後も定期的に健診を受け、口の中の健康を保ちましょう(^^♪
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- 「舌」について☆
こんにちは☺
今回は「舌」について☆
「舌」は呼吸、咀嚼(そしゃく)[噛み砕く]、
嚥下(えんげ)[飲み込む]、発声に大きな働きをします!
味覚や知覚を感じ、胃に入る食べ物を選別する働きもあります☆
咀嚼の時には唾液を分泌するのを助け、食べ物に消化液を混ぜ合わせ
飲み込みやすい形にする働きもあります!
「舌」は上顎を後方に押すことで食べ物を飲み込む動作(嚥下)を促します!
「舌」の構造はどうなっているのでしょうか??
「舌」は筋肉で出来た突起物です!
前方2/3の舌体と、後方1/3の舌根に分けられます!
舌体の表面には舌乳頭(ぜつにゅうとう)、舌根にはリンパ組織である舌扁桃(ぜつへんとう)が
存在します!
「舌」の内部の内舌筋と「舌」の外と内部とをつなぐ外舌筋があります!
これらの筋肉により、「舌」の形を変えたり、突き出したり、引っ込めたりする事ができます☆
舌の表面下には、舌腺などの小唾液腺が散在して、唾液を分泌しています!
「舌癖(ぜつへき)」という癖があります!!
舌癖とは「舌」を歯に常に押し付けているような癖の事を言います!
「舌」の正しい位置は、上顎の天井の中心より少し前で、歯を押さない位置☆
「舌」全体が上顎にくっついているものです!
この時、「舌」は歯に触ってはいません!!
舌癖があると「舌」が本来の位置よりも全体的に下に下がり、上の歯と下の歯の間付近を
押し付けるようになってしまいます(>_<)
舌が歯を押すと、押された歯は動き、上下の歯の間に隙間が空いたり、
噛み合わせがずれることがあります!
話す時も「舌」が隙間に当たり、発音がしづらくなります!
舌癖があると、歯並びや発音に大きな影響を及ぼしてしまいます!!
気になる事があれば、歯科医師・歯科衛生士にご相談ください(^^)
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- 歯の白色・着色について☆
こんにちは☺
今回は、歯の白色・着色について☆
歯の色には個人差があります!
これは歯の質の違いによるものです☆
歯は、最も外側の表面がエナメル質、その下に象牙質があり、
象牙質の中に歯髄(神経)があります!
エナメル質は白色の半透明で、象牙質は乳白色〜黄色っぽい色をしています!
歯が真っ白ではなく黄色みを帯びているのは、象牙質の色が透けているためです☆
エナメル質の色・透明度・厚さや、象牙質の色は歯によって異なります!
これらの組み合わせによって歯の色が決まりますので、歯の色は人それぞれ異なってきます!
歯の着色の原因は、内部からと外部からの原因があります☆
〜加齢による歯の黄ばみ〜
歳をとると歯は白色から黄色っぽい色に変色していきます。。
これは、表面を覆っている半透明の白色物質であるエナメル質が、
加齢に伴って磨耗(まもう)し薄くなることで、内側の象牙質が
より透けて見えやすくなるためです!
〜虫歯による色の変化〜
初期の虫歯は、歯の表面のカルシウムとリンが歯から溶け出し、白く濁るようになり、
進行すると穴が空き虫歯となります!
さらに虫歯が進み歯は黒色に変色します。。
虫歯が進行していくと歯の神経が死んでしまい、神経が死んだ歯は
徐々に茶色っぽく変色してしまいます(>_<)
〜ステインによる着色〜
ステインは、ポリフェノールやタンニンです!
これらを多く含む食べ物や飲み物を頻繫に口にして磨き残しがあると
歯の着色につながります(>_<)
具体的にはコーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶、赤ワインなどの飲み物!
チョコレート、カレー、ブルーベリーなどの食べ物が挙げられます!
歯の表面もしくは近くにあるカルシウムやタンパク質と、ポリフェノールやタンニンが結合し、
時間が経つと酸化して徐々に取れにくくなります!
一度ついてしまったステインは水に溶けないため、水で口をすすぐ程度では簡単に落ちません!
また、たばこのヤニ等は、直接歯に染みついて頑固なステインとなります!
食事中に水を飲むようにしたり、食べた物の着色成分を早めに落とすことが大切です(^^)
虫歯や歯周病の予防だけでなく、歯磨きは歯の黄ばみ予防にも欠かせません☆
食後は丁寧に歯を磨いて、その都度食べカスなどの汚れを除去し、
定期的に歯科健診を受けて口の中を清潔に保ちましょう(^^♪
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