今回は高齢者や要介護者の口腔ケアについてのお話です☆
自分の歯で噛む、食事をすることで・・・
刺激は粘膜や筋肉から脳・身体に伝わり活性化させる効果があります
美味しく食事ができれば生き生きとした毎日を送ることへも繋がります☆
高齢期になると、口周りの筋力の低下、唾液の分泌量の低下、食べ物が
噛みにくい、むせやすい、などトラブルが起こりやすくなります(>_<)
毎日の歯磨き、歯茎や舌、粘膜、入れ歯などの清掃で口の中を清潔に
保つ事でトラブル減少が可能です☆
寝たきりや身体が不自由な要介護の方は、歯磨きが満足にできず、口の中の
清潔が保てなくなります
清潔が保てなければ細菌は増えてしまいます(>_<)
虫歯や歯周病、感染症へのリスクが高まります!
口の中にトラブルがあれば、噛む事が困難になり、食べ物の種類が制限されて
免疫力低下にも繋がってしまいます。。
口の中の清潔を保ち、細菌が増えにくい環境を整える事がとても大切です(^^)
介助磨きの際は、歯ブラシを鉛筆を持つように少し短かめに持ち、細かく
動かすように磨きます☆
どこを磨いているか確認しながら磨く事も大切です!
歯茎が弱くなっている事がある為、歯ブラシの毛先はやわらかく、ヘッドが
小さいものを選びます☆
奥歯や前歯の裏側、歯と歯の間は磨き残しが多くなる場所です!
歯と歯茎の間(歯周ポケット)を磨く時は、さらに歯ブラシを短く持ち
毛先を斜めに当てるようにすると磨きやすくなります
舌も歯と同じように汚れが溜まります!
柔らかいガーゼやスポンジ、舌ブラシなどを使用して、舌が傷つかないように
優しく奥から手前に向かって汚れを除去します☆
うがいをする水や、唾液などがうまく吐き出せずに誤飲してしまう事が
あります(>_<)
少しうつむくような安全な体勢で行いましょう☆
うがいが難しい方には、ガーゼや口の中に使用できるウエットティッシュなどで
汚れを除去します☆
毎日行う日常の口腔ケアに加えて、歯科医師・歯科衛生士によるプロのケア、
健診を行う事で、トラブルの早期発見、改善する事ができます☆
少しでも気になる事があれば、歯科医師・歯科衛生士にご相談ください
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