今回は学校歯科健診などで目にする「CO」「GO」についてのお話です☆
「CO」とは、今はまだ虫歯とは判断できないが、虫歯の初期病変の疑いがある状態です!
痛みやしみる等の症状はあまりなく、歯の表面がわずかにでこぼこしていたり、着色や歯が白く濁ったように見えます!
「GO」とは、今は明らかな歯周病ではないが、歯垢(プラーク)の付着、軽い歯肉炎の症状が見られる状態です!
歯石沈着はしていません☆
歯垢は取り除かなければ「歯石」に変化してしまい、歯磨きだけでは取り除く事が出来なくなります(>_<)
「CO」「GO」とも、このまま口の中の環境が悪いと「COは虫歯」「GOは歯周病」になる可能性があります!
虫歯は治療せずに放置していれば、歯の表面のエナメル質→エナメル質の内側、象牙質→象牙質の内側の神経→歯の上部(歯冠)がほとんど溶かされ、歯の根にまで進行していきます!
歯周病は細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です(>_<)
進行すれば歯ぐきの腫れや炎症が悪化して、歯周ポケット(歯と歯茎の境目の溝)が深くなり、歯槽骨などの歯周組織が溶け始めてしまいます!
更に進行すれば、歯の根にまで汚れは付着して、歯周ポケットもかなり深くなります!
歯がグラグラして噛む事が困難になり、最悪の場合は歯が抜け落ちてしまいます。。
虫歯と歯周病は歯を失う二大原因です!
ですが、「CO」「GO」の段階で口の中の環境を改善する事が出来れば「CO」「GO」ともに健康な歯になる可能性があります(^^)
口の中の環境改善、虫歯・歯周病予防には、毎日の正しい歯磨き、歯科医院でのプロのケアがとても大切です☆
汚れを溜めない、増やさない事が重要です(^^)
痛みがないからと自己判断せずに定期的に歯科医院での健診を受けましょう☆
正しい歯磨き方法など、気になることがあれば歯科医師、歯科衛生士にご相談下さい(^^)
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2022/09/30
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