今回は歯や口周りに関する「癖」のお話です☆
「癖」は無意識のうちに行う習慣的な行動ですが、その「癖」で歯や口周りに悪い影響を与える事があります!
まず、「歯の食いしばり、歯ぎしり」です!
日中の集中している時などに無意識に上下の歯を合わせてしまい、強い力を加えて噛み合わせてしまう、睡眠中も無意識に強い力で噛み合わせたり、“ぎりぎり”とこすり合わせてしまう!
原因は明確ではなく、生活習慣や噛み合わせの悪さ、1番はストレスだと言われています(>_<)
そして、片側ばかりの歯で噛み合わせてしまう癖の事を「偏咀嚼(へんそしゃく)」と言います!
虫歯や歯周病で痛みがあったり、歯が欠けている、歯が抜けたまま、治療途中で放置しているなど。
原因は様々ですが食事の際、左右両方の歯をバランス良く使えない為に習慣づいてしまいます!
噛みにくいからといって噛みやすい方で噛む癖を続けていると、片側の歯や歯茎にだけ大きな負担がかかる為に歯の寿命を縮めてしまいます(>_<)
舌にも「舌癖(ぜつへき)」という癖があります!
通常、舌は歯には当たっていません☆
舌の正しい位置は、上あごの天井の中心より少し前で歯に押さない位置、舌全体は上あごにくっついているものです(^^)
「舌癖」のある方は舌が本来の位置よりも全体的に下にさがり、上下の歯の間付近を押し付けるようになってしまいます!
舌が歯を押すと、押された歯は動き、上下の歯の間に隙間が空いたり、噛み合わせがずれる事もあります(>_<)
頬杖や、爪を噛む、小さいお子様の指しゃぶりの癖も注意が必要です!
歯は持続的に力が加われば動いてしまいます(>_<)
永久歯への生え変わり時期は歯が動きやすくなっているので最も注意が必要です!
癖により、歯や口周り、顔全体、更にはからだ全体のバランスが崩れて骨格が歪む原因になってしまう事もあります。。
日中の無意識の癖は、癖に気づいて意識する事がとても大切です☆
睡眠中の歯ぎしりはマウスピース使用で歯やあごを守り、負担を減らしましょう☆
当院でも自分に合ったマウスピースが作成可能です(^^)
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