こんにちは
今回は諸説あるかと思いますが、歯ブラシ、歯みがき等の日本の歴史に
ついての雑学回です☆
現代では、毎日最低2回の歯みがきをする、食後に歯みがきをする、
という方が多いと思います(^^)
この「歯みがき」を行うようになったのは、江戸時代の頃と言われています☆
ですが食後の歯みがきではなく、毎朝、朝食前に1回行われていたそうです!
歯みがきは、インドから仏教の伝来と共に僧侶に広まりました☆
僧侶達は、柳の小枝の端を噛んで房状にした「歯木(しぼく)」という道具を
使用していました!
その後、木の幹を割って小枝にし、一端を煮て木槌で叩いて房状にした
「房楊枝(ふさようじ)」という物が作られ、これを商人達が販売して一般的に
出回るようになったそうです
歯みがきの際には、茶器の材料の粘土の粒を歯磨き粉として使用していました!
江戸時代以前は、「歯みがき」ではなく、食後にお湯やお茶で口をすすいだり、指に
塩をつけて擦るものでした!
それでも江戸時代以前は虫歯が少なかったと言われています☆
これは砂糖が貴重で高価なものだった事もあり、糖分が少なく、穀類、玄米などが
多い食生活にも関係があります(^^)
江戸時代、貿易が盛んになり、カステラやビスケットのような甘いお菓子が
日本に持ち込まれ、全国で製糖業が始まりました☆
糖分を取れば、虫歯になる確率も高くなります!!
この頃の治療は、現代のように虫歯を削り、銀歯を入れるというものではなく、
痛い歯を抜いてしまう事が多かったそうです(>_<)
明治時代初期には、歯ブラシは「歯楊枝」と呼ばれ、現在の歯ブラシの形に
なりました。☆
歯みがき粉も、粘土の粒から細かな粉状に変わりました
その後現在では、形や毛の硬さ、歯1本1本に沿うように、奥歯まで磨き
やすいように、歯と歯茎の間を磨き残さないように等、持ち手やヘッドが
改良されいろんな種類の歯ブラシが販売されています(^^♪
歯、口の健康は全身の健康にも繋がります☆
定期的に歯科医院での健診を受けましょう(^^)
少しでも気になる事があれば、歯科医師・歯科衛生士にご相談ください☆
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