こんにちは☆
今回は雑学回です(^^)
口や歯が含まれる四字熟語と、少しでも口や歯の健康を身近に感じて
もらえるように「歯磨き」の日本の歴史についてもお話します☆
★「口」「歯」が含まれる四字熟語を少しご紹介します。
異口同音(いくどうおん)
・・・多くの人が同じ事を言う。意見が一致すること。
開口一番(かいこういちばん)
・・・前置きがなく、いきなり話し始めること。
興言利口(きょうげんりこう)
・・・その場の思いつき等で楽しませる為に言う冗談や話。
切歯扼腕(せっしやくわん)
・・・歯ぎしりする程に悔しがること。
唇歯輔車(しんしほしゃ)
・・・一つがダメになると、もう一つもダメになるような深い関係のこと。
唇と歯や、頬の骨と下あごの骨の様に互いに支え合って存続する関係。
明眸皓歯(めいぼうこうし)
・・・美しく透き通った瞳で白い歯、歯並びが整っている美女のこと。
★「歯磨き」の歴史について
歯磨きを行うようになったのは江戸時代の頃と言われています!
インドから仏教の伝来と共に僧侶に広まりました☆
僧侶達は柳の小枝の端を噛んで房状にした「歯木(しぼく)」という道具を
使用していました!
その後は、木の幹を割って小枝にし、一端を煮て木槌で叩いて房状にした
「房楊枝(ふさようじ)」という物が作られ、一般的に出回るようになったそうです(^^)
この頃、茶器の材料の粘土の粒を歯磨き剤としていました☆
江戸時代以前は、「歯磨き」ではなく、食後にお湯やお茶で口をすすいだり、
指に塩をつけて擦るものでした(>_<)
それでも虫歯が少なかったと言われています!
これは、砂糖が貴重で高価な物だった事もあり、糖分が少なく穀物・玄米などが
多い食生活にも関係があります☆
江戸時代、貿易が盛んになり、カステラやビスケットのような甘いお菓子が
日本に持ち込まれ、全国で製糖業が始まりました!
糖分を摂る事で虫歯になる確率も高くなります(>_<)
この頃の虫歯治療は現代のように虫歯を削り、銀歯などを入れるというものではなく、
痛い歯は抜いてしまう事が多かったそうです!!
明治時代初期には、歯ブラシは「歯楊枝」と呼ばれ、今の歯ブラシの形になりました☆
その後、現在では、形や毛の硬さ、歯1本1本に沿うように、奥歯・歯と
歯茎の間まで磨きやすいように等、持ち手やヘッドが改良されて、いろいろな種類の
歯ブラシが販売されています(^^)
生涯にわたり、食べる事を楽しみ、会話がはずみ、笑顔になる!!
そして全身の健康にも繋がると言われる口や歯の健康☆
定期的な歯科医院での健診を受けましょう☆
少しでも気になる事があれば歯科医師・歯科衛生士にご相談ください(^^)v
-
2021/06/11
-
2024/05/31
-
2023/11/17