こんにちは(^^♪
前回、花粉症の症状で口の中が乾燥状態になり、それにより「虫歯や歯周病の
リスクが高まる」というお話をしました!
乾燥状態とは、唾液量の減少から起こります☆
唾液には大切な働きがたくさんあります
今回は唾液の分泌を促す、『唾液腺マッサージ』と『唾液の働き』についての
お話です☆
唾液が減少する原因は、花粉症の症状だけではありません(>_<)
通常、健康な成人では1日に1~1.5程度の唾液を分泌します!
ですが、高齢期、年齢とともに唾液の分泌量は低下します。。
薬の副作用や緊張・ストレス、糖尿病などの病気によるもの、そして
マスク生活での口呼吸の癖などがあげられます!
☆唾液の働き☆
「浄化作用」・・・食後、口の中に残った食べかすを洗い流してくれます。
「殺菌作用」・・・空気や食べ物などから菌やウイルスは運ばれます。唾液は
細菌増殖を防ぎ、歯につく歯垢(プラーク)の発生も抑えます。
「保護作用」・・・唾液中のムチンという成分が口の中の潤いを保ち粘膜を
保護しています。
「再石灰化作用」・・・食事などによって1度溶けてしまった歯の表面(エナメル質)を
唾液中のカルシウムやリンによって歯の修復をはかります。
☆唾液腺マッサージ☆
口の中が乾いていると感じたら、強い力を使わずに必ず優しい力でお試しください
親指以外の4本の指を頬に当て、耳の下、上の奥歯あたりを後ろから前へ
向かって優しく10回まわします☆
親指をあご下の骨の内側、柔らかい部分に当て、耳の下からあごの下まで
5ヶ所。1ヶ所につき5回優しく押す☆
両手の親指を揃え、顎の真下から舌を押し上げるように優しくグーッと
10回押す☆
唾液の分泌量を増やす、減らさない為には、食事の時によく噛む事も
とても大切です(^^)
よく噛む事で刺激され唾液の分泌を促せます☆
レモンのような酸味のある食べ物もおすすめです!
夜、睡眠時は唾液の分泌量が減ります。。
唾液の働きも低下する為、口の中の細菌は活発に活動してしまいます(>_<)
睡眠前と起床後は特に念入りに歯磨きでケアをしましょう☆