こんにちは☺
今回は、「唾液」についてのお話です!
口の中にあたりまえにある「唾液」ですが、とても多くの働きや特徴を
持っています(^^)
「唾液」は口の中、からだ全体の健康の為にとても大切なものです☆
唾液は約99.5%が水分で、ナトリウム・カリウム・炭酸水素などの無気成分と
アミラーゼ・ラクトフェリン・ムチンなどの有機成分からできています!
☆唾液の働き☆
「浄化作用」・・・食後、口の中に残った食べかすを洗い流してくれます。
「殺菌作用」・・・空気や食べ物などから菌やウイルスは運ばれます。
唾液は細菌増殖を防ぎ、歯につく歯垢(プラーク)の発生も抑えます。
「保護作用」・・・唾液中の成分、ムチンが口の中の潤いを保ち粘膜を保護しています。
「再石灰化作用」・・・食事などによって1度溶けてしまった歯の表面(エナメル質)を
唾液中のカルシウムやリンによって歯の修復をはかります。
「溶解作用」・・・味物質を溶解して、味覚を促進させてくれます。
「pH緩衝作用」・・・pHを一定に保ち、酸を中和します。
唾液のpHは通常、中性ですが、食事のたびに酸性になります。
緩衝作用により、酸性から元の中性に戻してくれます。
このように、唾液にはとても大切な働きがたくさんあります(^^)
ですが、唾液の分泌量が少なくなれば、これだけの働きが正常に
行われなくなります(>_<)
通常、健康な成人では1日に1ℓ〜1.5ℓ程度の唾液を分泌します!
ですが、高齢期、年齢とともに唾液の分泌量は低下します。。
他にも薬の副作用や緊張・ストレス、糖尿病などの病気によるもの、
口呼吸の癖などで唾液の分泌量は低下してしまいます(>_<)
唾液の分泌量を増やす、減らさない為には食事の時によく噛む事が大切です☆
梅干しやレモン、酢の物などの酸味のある食べ物も効果的です!
1日の唾液分泌リズムを整える為に、朝食を摂る事もおすすめです☆
そして、唾液腺を刺激するマッサージもお試しください(^^)
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