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2022/10/07
スタッフブログ
「酸蝕歯(さんしょくし)」について☆

こんにちは(^^)

今回は「酸蝕歯(さんしょくし)」についてのお話です☆
「酸蝕歯」とは、食べ物や飲み物に含まれている「酸」が原因で、
歯の表面のとても硬いエナメル質が溶けてしまった歯の事です!

とても硬いエナメル質ですが、「酸」に触れる事で一時的に柔らかくなって
しまいます(>_<)
「酸」に触れた後、時間が経つと唾液の分泌により「酸」は中和されて、
柔らかくなっていたエナメル質は再び元の硬いエナメル質に戻ります☆
  
このように歯が「酸」に触れただけで歯が溶けてしまうわけではありません!!
ですが、口の中に長い時間「酸」が存在していたり、唾液の分泌量が少ないと、
エナメル質が硬い状態を保てずに溶け出し、薄くなったり擦り減ったり
してしまいます。。


「酸蝕歯」になると、冷たいものや熱いものがしみるようになり、歯の表面が
丸みを帯びて、先端が透けて見えるようになります!
硬いエナメル質が溶けているので歯が欠けてしまう事もあります(>_<)


「酸蝕歯」と虫歯はどう違うのでしょうか??
虫歯は、口の中の細菌が原因となります!
砂糖やでんぷん質を含んだ食品の食べカスなどを、細菌が「酸」に変えて
エナメル質を溶かして、更には穴を空けて虫歯を進行させていきます(>_<)
「酸蝕歯」との大きな違いは、虫歯は同時に全ての歯に影響を与えるものでは
ありませんが、「酸蝕歯」は酸に触れた全ての歯に起こってしまいます!



「酸」を含む飲食物は身近にたくさんあります!
健康的な物も歯には注意が必要です!
炭酸飲料、レモン・グレープフルーツなどの柑橘系フルーツ、黒酢などの
健康酢、スポーツ飲料、ビール、ワインなど多くの物に含まれています☆


「酸」が歯に触れている時間をなるべく短くしましょう(^^)
飲み物は口の中に溜めたままにならないように、食べ物はダラダラと食べ
続けないようにする事が大切です☆
食後は、水やお茶を飲むのも効果的です☆

健康な歯を保つ為に、生活習慣の見直しちょっとした意識で「酸蝕歯」を
予防しましょう♪
少しでも気になる事があれば、歯科医師・歯科衛生士にご相談ください(^^)

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