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2024/12/20
スタッフブログ
口腔機能低下症について☆

こんにちは。

今回は「口腔機能低下症」についてのお話です。

「口腔機能低下症」とは、感覚や噛む事、飲み込む事などがうまく行えない。

唾液の分泌量が少なくなり、自浄作用の低下が起こる事です。


この状態を放置していると軟らかい物など、食べ物に偏りが出来、低栄養になって免疫力低下に繋がります。

これは、からだ全体の健康にも影響を及ぼします。


唾液の分泌量低下により、細菌の増加を抑えられず、虫歯や歯周病などにかかりやすくなります。


舌や口唇の運動機能が低下すると、噛む事、飲み込む事の補助作用が低下してしまいます。

それだけではなく、発音にも影響し、滑舌が悪くなったりします。


食べ物を飲み込みにくくなっていると、誤って食べ物が気管に入り込む事で「誤嚥性肺炎」を引き起こす原因にもなります。


「口腔機能低下症」は加齢だけではなく、全身の疾患や障害、口の中の機能低下を引き起こす様々な要因から起こります。


以前に比べて食べ物を噛む時に痛みや不快感があったり、むせやすい、口の中が乾燥しやすい、滑舌が悪くなったなど。


このような時は注意が必要です。


いつまでも食事を美味しく楽しく食べる為にも口の中の健康は必要不可欠です。

  

きちんと噛める事で、唾液の分泌を促し、口の中を浄化します。

これは虫歯や歯周病予防にも繋がります。

よく噛んでから飲み込む事で、胃腸への負担も軽減されます。

食べ物を噛む時の口の開け閉めで、脳には酸素や栄養が送られ、血流が良くなり、脳細胞が活性化されます。

これは、認知症発症のリスクを抑える要因にもなると考えられます。


少しでも気になる事があれば、歯科医師・歯科衛生士にご相談ください。

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