こんにちは(^^)
今回は「虫歯」についてのお話です☆
虫歯はなぜ出来てしまうのでしょうか??
虫歯の原因菌(ミュータンス菌)が出す酸によって歯が溶かされて、歯に穴が空いてしまいます!
食事などをする事で口の中には汚れ(細菌)が増え、歯磨きなどで除去しなければいずれ歯垢(プラーク)として歯に付着します(>_<)
歯垢に虫歯の原因菌が棲みつき、酸を発生させて歯の成分であるカルシウムやリンが溶け出してしまいます!
この溶け出してしまう事を『脱灰』と言います☆
食後、歯磨きまでの時間が長い、唾液の分泌量が少ない、糖分を含む飲食物をダラダラと食べ続けているとさらに脱灰が進みます!
脱灰が進んだ歯はツヤがなく、白濁して見えます!
その後、歯磨きが不十分で歯垢が付着したままになれば、虫歯菌は増殖してしまいます!
脱灰が進行する前に、歯磨きできちんと汚れや酸を洗い流し、唾液の分泌により溶け出したカルシウムやリンを歯の表面に戻す事が出来ます!
この唾液の働きを『再石灰化』と言います☆
口の中では飲食をすると、『脱灰』が起こり、修復をする『再石灰化』が繰り返し行われて歯の健康を維持しています。
この『再石灰化』は、「C0」と言われる虫歯になる一歩手前の状態にのみ、修復が可能です☆
ですが、「虫歯」になってしまった歯では修復する事は出来ません!!
そして、治療せずに放置してしまうと必ず進行します(>_<)
再石灰化できず穴が空いてしまった虫歯は免疫力で回復・自然治癒する事は基本的にありません!
虫歯を「予防」するには意識がとても重要です☆
毎日の歯磨き、歯ブラシだけではなく、時にはデンタルフロスや歯間ブラシなどの補助器具を使って時間をかけてケアしましょう(^^)
再石灰化が行えるように、ダラダラ食べ続けるのは避けて、間食は時間を決めて食べる!
食後は歯磨きをする!
よく噛む事で唾液の分泌を促せます☆
早食いではなく、しっかりよく噛んで食べましょう(^^)
歯磨きはしっかり磨いていてもどうしても癖が出てしまい、同じ部分を磨き残してしまいます!
これを歯科医院での定期的なチェックで磨き残しのある場所を自分で確認、意識し直す事が可能になります(^^)
普段、自分では見つけられない小さな初期虫歯を発見する事も出来ます☆
虫歯予防、早期発見の為に、歯科医院での健診を受けましょう☆
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2022/04/29
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