今回は虫歯治療の「根管治療」についてのお話です☆
虫歯にはステージがあり、初期虫歯から重度の虫歯まで存在します!
C0:
虫歯になる一歩手前の状態。歯の表面が少し溶かされ、ツヤがなく、白濁して見える事があります。
C1:
歯の表面のエナメル質まで達した虫歯。自覚症状はあまり無く、時々冷たいものや甘いものがしみます。
C2:
エナメル質の内側、象牙質まで達した虫歯。
常に冷たいものや甘いものを食べると痛みを感じるようになります。
C3:
虫歯が進行して、象牙質の内側の神経にまで達している状態。虫歯の細菌感染により、神経に炎症が起きて何もしなくてもズキズキ痛みます。
C4:
歯の上部(歯冠)がほとんど溶かされ、歯根に達した虫歯です。虫歯の進行により、歯は歯根のみとなります。
今回、お話する「根管治療」は『C3』『C4』の状態の時に行う治療です(>_<)
まず、細菌感染した神経を取り除きます☆
その後、根管を丁寧に掃除と消毒を繰り返し、薬を詰めます!
膿が出ている時は出なくなるまで何回も行います!
この治療を何回かに分けて行います☆
根管の中が完全にきれいになるまで行われます(^^)
その回数は症状により異なります!
また一人一人、または歯の部位によっても根管の数は異なり、複雑な形態をしています!
根管の数が多いほど治療回数も多くなります!
神経を取ってしまった歯は、どうしても脆くなり、欠けたり割れたりする事があります(>_<)
その為に、神経を取った歯はきちんと土台を入れて補強をし、その上に被せ物をします(^^)
神経を取って被せ物をした歯は虫歯にならないわけではありません!!
虫歯になっても神経を取っているので痛みを感じずに、気づかない事が多いです!
定期的にチェックをして、早期発見をし、予防・処置を心がけましょう☆
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